紫蘇ジュースを作った
先週初めて紫蘇ジュースを作った。
先々週に紫蘇を買ったものの、作る気がせず放置。ばけつに水をはって、そこにさしたまま玄関に置いておいた。
放置すること5日ほどたったころ、主人が出勤前にちらりと紫蘇を見て、「紫蘇ジュース…」と呟きながらドアの向こうに消えていった。
紫蘇ジュースが飲みたいと言い出したのは主人で、思い返せば去年も紫蘇ジュースの話をしていた気がする。
「紫蘇ジュース…」というつぶやきと、紫蘇に向けた視線があまりに物欲しげで、重い腰をあげて紫蘇ジュースを作った。それが先週の話。
紫蘇ジュースは思いのほか簡単にできた。
紫蘇をじゃぶじゃぶ洗って、煮出して砂糖入れて、クエン酸かお酢をいれて終わり。
紫蘇の量が多かったので、うちで一番大きい鍋をでつくった。
これがクエン酸を入れる前。黒く濁った色をしてる。
これにクエン酸ないしお酢を入れると、びっくりするほど鮮やかな赤色に変わる。
これがクエン酸をいれた後。綺麗な赤色。
クエン酸でもお酢でもどちらでもいいらしいけど、我が家はクエン酸。
クエン酸の方が酸味が少なく、紫蘇の味を楽しめると思う。でもお酢を入れてフルーツ酢っぽく飲むのもいい。
これを作ったのが先週で、1.5ℓくらいの紫蘇ジュースができた。
3倍くらいに薄めて飲むので、ひと夏紫蘇ジュースを楽しめるかなと思っていた。
それがどうだ。
一週間ほどたった今、紫蘇ジュースはほとんど残っていない。多分明日明後日くらいにはなくなる。
ひと夏どころかひと月ももたなかった。私と主人の二人しか飲んでいないのに。
あまりになくなるペースが早いので、主人にさりげなく聞いたところ、「朝と夕方に飲んでる。時々夜も飲んでる。濃い目のほうがおいしい。原液のままでも時々飲むけど、それもおいしい」とのことだった。
そりゃひと月もたずになくなるわ…。私も一日一杯は飲んでるし。さすがに原液のまま飲んだりはしないけど。
主人はよほど紫蘇ジュースがお気に召したようだ。
そんなわけで、初めての紫蘇ジュース作りは、ひと月もたずに消費される、ということがわかった。
あまりにも早いペースでなくなるので、もう一度作るかどうか悩む。
主人も喜ぶし、私も紫蘇ジュース好きだし、もう一回くらい作るかなぁ。
おわり。
紫蘇ジュースの作り方
材料(およそ。ざっくり)
赤紫蘇 200~300g
水 1.5~2ℓ
砂糖 250g~(好みで)
クエン酸 大匙2くらい
作り方
紫蘇を綺麗に洗って、葉っぱだけにする。しごくように葉っぱを取る。
沸騰したお湯に紫蘇をいれる。
15分くらい煮る。紫蘇が緑色になるくらい。
紫蘇を取り除き、砂糖をいれて煮込む。砂糖が溶けるくらい。もっと煮てもいい。
クエン酸を加える。色が変わるのを楽しむ。
びんやペットボトルに入れて冷蔵庫にいれて保存。適度に薄めて飲む。
紫蘇は冷えの改善や胃腸の調子を整える作用がある。
我が家は、私が冷え性、主人は胃が弱い、と紫蘇にぴったりの家庭だった。