やりたくないことをやらない その2
やりたくないことをやらないためにアイディアを出したけど、どれも実現できないこともある。
例えば前回の「食器洗いをやらないためのアイディア」を例に出すと
・食洗機を買う→いやいやお金もないし、スペースもないし
・誰かに頼む→誰もやってくれない、そもそも一人暮らしだし
・食器にラップをまいて使う→逆にめんどくさい…、コップには巻けないし…etc
と、こんな具合に、アイディアを出しても実現できないこともある。
じゃあ、どうするか。今日はそんな話。
■諦めない
まず一番大切なのが、諦めないこと。
アイディアを出したものの、「やりたくないことやらないなんて無理」と諦めてしまわないこと。
出したアイディアでは無理なら、他の方法を考える。
無理だ、と諦めて思考を停止しないこと。これが大事。
■本当に無理か、確かめてみる
アイディアを出してみたものの、どれも無理、と最初から決めてしまっていない?
例えば「食洗機を買う」
お金もないしスペースもないし無理、って思っているけれど、本当に本当に無理?
ちょっと調べてみると、小型で低価格の食洗機も販売されてる。例えばこんなのとか
パナソニック 食器洗い乾燥機 NP-TR7-W ホワイト -
調べてみると、自分では無理と思っていたことが意外とできる、ということが結構ある。
まずは、無理だと決めつけないで調べてみること。調べてみたら意外といい方法が見つかるかもしれない。
でも、そうやって調べてみても、やっぱり無理、ということもある。そうしたら、アイディアの方ではなくて、やりたくないこと、の方を調べてみよう。
■やりたくないことを細分化し、アイディアを出しなおす
例えば食器洗いをやりたくない、という場合。
やりたくない食器洗いの中で、具体的に何をやるのが嫌なのか細分化して考えてみる。
食器洗いをやりたくないと思うのは…
・冷たい水に触れること?
・洗剤で手が荒れること?
・汚れた皿を触ること?
・食事後の時間を楽しめないこと?
などなど…。
食器洗いのなかで、どういうことがやりたくないのかを考えてみる。
こうやってやりたくないことを細分化していくと、それに対するアイディアも出しやすい。
冷たい水に触れるのが嫌なら、お湯をつかうようにすればいい。
洗剤で手が荒れるのが嫌なら、手袋をすればいい。
やりたくないことを細分化し、それに対するアイディアを考え直す。
すると、最初に考えたアイディアよりは実現可能なものが出てきやすい。
ただ細分化していってみても、やっぱりどれもやりたくない、となることもある。
そんな時は、仕方がない。今は我慢しよう。
■将来の夢として託す
やりたくないことを細分化したものの、その行為そのものが嫌だった、となることもある。
例えば、食器洗いをやりたくないのは、水にも洗剤にも使った食器にも触りたくない、食器洗いという行為そのものが嫌だ!という具合に。
そんな時には、一時的には我慢する。
そして最初に出したアイディアの中で、もっとも実現可能そうなものを、目標として設定する。
先ほどの例でいうと「食洗機を買う」なら、スペースとお金の確保だけできれば実現できる。
今は実現できないけど、引っ越しと貯金ができれば将来的に「食器洗いをしない」生活は実現する。
たとえそれが何年先になってしまっても、将来はやらなくてすむようになる。
そう思うだけでも、やりたくないことをやっているときの心理的な負担は減る。
■やりたくないことをやらない人生はすごい
ごちゃごちゃと書いてきたけど、何が言いたいかっていうと、
やりたくないことをやらない人生って楽しい!
それだけです。